妹との決別〜家族という名の呪い〜
3年前の話。
妹と決別しました。
妹の口癖は「もう縁を切る!」でした。
自分の思い通りに人が動かないと、いつもそう口にしていました。
周りの人間は、自分の言うことを聞いてくれて当たり前。
そんな思考が見える言動に疲れ果て、「縁を切る!」3年前にそう言われたとき、
『いいよ』とだけ言い、私は電話番号を変え、二度と会わないと決めました。
幸い、当時、私は旦那と結婚前に同棲をしており、妹は結婚をして地元から少し離れた場所に住んでいたため、お互い帰省をしても顔を合わせなくて済みました。
妹は、19歳の頃から統合失調症を患っていました。
私もうつ病を経験しており、精神疾患への偏見はないつもりです。
彼女は、周りが少しでも自分の望む言動と違うことをすると、「私は病気なの!」と言い、暴言を吐き、モノに当たりとても攻撃的になりました。
トイレに行くタイミング、ご飯を食べるタイミング、買い物の時間の長さ...どれも自分の気分に合わせてもらえないと相手に「シネ!」とよく言っていました。
彼女が高校生の時、せっかくできた新しい友達にも1人ずつ嫌われだし、孤立していきました。
優しくしてくれる人にだけすがりつき、うまくいかないことがあると、
「全部お母さんのせいだから!!!」と母を責めていました。
そんな彼女に、本当の意味で優しくしてくれる人なんて現れず、「良い人なんだ♪」と話していた友達と家出をし、高校を中退、年齢を偽り、水商売の世界へと入っていきました。
「可愛い、可愛い」と大人たちにおだてられ、次第にもっと稼げる世界へと進んでいきました。
この間、音信不通になり、2年後に「統合失調症になった」と見慣れない番号から連絡を受け、彼女の住んでいる場所まで迎えにいきました。
久しぶりに見る彼女は痩せ細っており、全身にタトゥーを入れ、顔や体の一部にピアスをつけ別人になっていました。
気づかず、一度すれ違ってしまったほどです。
話を聞いていくと、一緒に家出をした友達には裏切られ、子供は好きな人の子じゃないからと数人を堕し、恐喝や自殺未遂をしていたとのことでした。
そして数年後、妊娠をきっかけに数ヶ月交際した彼と結婚をしました。
最初はとても幸せそうに見えました。
しかし、彼女の過度な束縛と旦那のギャンブル癖が悪化し、子どもに手をあげるようになっていきました。
子どもは数年後、児童相談所に保護され、祖父母の家で育てられることになりました。
彼女とまだ関わっていた頃は、私をゴミ箱代わりにでもするように毎日、周りに対するグチや悪口を連絡してきていました。
彼女の子供が児童相談所に保護される前のある日、お互いが実家に遊びに来ていたときに、彼女が子どもに暴力を振るいました。
目の前で行われたその行為に、私の中でなにかがプツンと切れました。
彼女を否定する言葉しか出てこなくなり、我慢していたものが私の中から次から次へとあふれ出てきました。
彼女からは「結婚したことも、子どもを産んだこともないくせに!」と言われ、「お前となんか縁を切る!」と吐き捨てられました。
『いいよ。』とだけ言い、あの日から数年、彼女とはなんの関わりもありません。
親や他の姉妹から、彼女の今の状況を聞かされるときはありますが、どこでどうしていようと、私には関係ありません。
”家族だから”と優しく接していた頃の自分に、「こんな未来が待っているよ。」と教えることができたのなら、どれだけの時間を無駄に過ごさずに済んだでしょうか...。
あの後、彼女は私に連絡を取ってきたようですが、私の連絡先が変わっていたため親や他の姉妹を頼ったそうです。
”家族”って温かいもののようで、時には呪いになってしまうときってありますよね。
義務に感じる必要もないものを、勝手に背負ってしまっていただけなのかもしれません。
今、彼女に望むことは、亡くなった子どもたちに花やお菓子を供えることです。
何事もなかったように過ごし、供養もしない彼女が嫌いでした。
家族であっても、他人以上に分かり合えないときもあります。
一歩間違えれば、自分も彼女のような人生を生きていたかもしれません。
私は今、叶えたい夢をもちながら楽しく暮らせていることが、とても幸せです。
彼女のような人と二度と関わらないよう、自分のことを大切にしていきたいと思います。
そして、自分と同じように”家族だから”と縛られ、動けなくなってしまっている方が、自分のために生きられる人生を手に入れられる日が来ることを、心から願っています。
お金が勝手に貯まりだす暮らし♫
おもしろかった本をご紹介♪
大上ミカさんの「お金が勝手に貯まりだす暮らし」。
「お金貯めたいけど、うまくいかないなぁ...。」
と思っていたときに、本屋さんでこの本を発見!
興味をそそられ買っちゃいました...(笑)
なんでも、貯金ができている人には共通点があるとのこと。
ストレスを溜めることなく、お金が貯められたら嬉しいですよね!
本の内容は分かりやすく、自分でも実践できそうなことばかりでした。
ちなみにお金が貯まる人の共通点は、
- 家の中はモノが少なく、どこもスッキリと片付いている
- 冷蔵庫はスカスカに空いている
- 毎日の生活を大事にし、ストレスを溜めない
といった感じでした。
それから夫とお金の話をすることも大事とのこと。
確かに、お金持ちや生活に余裕のある人の家には、モノがあまりないイメージがあります。
ご飯は、節約よりも"ムダを出さない”、”無理なく自炊を続ける”が大事とのこと。
確かにムダを出さないって、大事ですね。
野菜とか「明日使おう!」って思っても忘れちゃって、捨てていたときもありました^^;
楽に回せる献立にするのも効果的らしいです。
毎日、カレーだったら楽でいいのになぁ...(笑)
買い物も、値段ではなく買った後の”価値”で決めるとのこと。
自分を幸せにする買い方を意識することで、自分らしい基準が出来上がるらしいです。
他にも、「毎日使うものほど、贅沢なものを選びましょう」と本に書いてありました。
よし、やってみよう!と思い、普段使うグラスを買っちゃいました↓↓
フランス最古のガラスメーカー ”ラ・ロシェール”のグラスです。
フランスのアルザス地方の街並みが好きで、フランス産にしようと思いこちらを選びました♪
以前はタンブラーを気に入って使っていたのですが、引っ越しと同時に消えてしまい、そのうち100均で買おうかと考えていました^^;
こちらのグラスは1200円程度なので買いやすい^ ^
厚手で安定感もあり使いやすく、クラシカルなデザインがまたオシャレ♪
水道水でも気分が上がります!(笑)
これからもこの本を参考に、ゆる〜く挑戦していこうと思います^ ^
他にも楽しく簡単にできることがたくさん書いてあります。
貯金を成功させたい方はぜひ、チェックしてみてください!
グラスも気になった方はぜひ、こちらもチェックしてみてください♪
いじめ〜分かってほしかった。〜
つらい気持ちで過ごしている方にとって、少しでも力になれたらと思い、過去に体験したいじめのことを今日はお話したいと思います。
私は、中学2年生から卒業までの2年間いじめられていました。
最初は男子のグループから始まり、次第に一部の女子へと伝染していきました。
原因は、”いじめられていた人と話をしたから”。
大人になってからも思うのですが、自分と違う行動を取る人は嫌われがちですよね。
「学校」という小さな世界で暮らしていると、被害者も加害者も視野が狭くなりがちな気がします。
被害者は必要以上に自分を責めてしまったり、加害者は対象者へ固執し続けたり...。
内向的で言い返せず、いじめは悪化していく一方でした。
休み時間は、誰かと外で遊んだりおしゃべりなんてできず、1人静かに本を読みながらやり過ごしていました。
「個性を大事にしましょう」なんてよく先生が言っていたけれど、その先生すらも同調を望み、いじめられている私に対して、「もっと明るくいなさい」「自分から話しかけてみんなと仲良くしなさい」と”人に合わせること”ばかり強要してきました。
確かに、合わせることで人間関係がうまくいくこともあります。
でも、無理をして人に合わせ同じ顔をしていても、いずれ限界がきます。
偽物は簡単に壊れます。
否定され続ける環境にいるくらいなら、もっと自由でいいと思うのです。
「私はこの人と話してみたい」「居心地のいい場所や人と一緒にいたい」「こんなことに挑戦してみたい」。
個性を大事にするのであれば、全員に明るさや活発さ、笑顔でいること、許すこと...いろいろなことを強要しなくていいのではないか?と常に疑問に思っていました。
相性だってあります。
楽しいと思える相手と楽しい時間を過ごせたなら、誰かに否定されたってそれでいいと思うのです。
でも、そううまくはいかず孤独な毎日でした。
「主張したもの勝ちなんだ」そんなふうに思いながら、中学時代を過ごしました。
悪口から始まり、無視、机への落書き、ゴミを投げつけられる...。
私の机の周りはいつもゴミだらけでした。
先生には、「ちゃんとキレイにしておきなさい」と注意を受けたこともあります。
”私がやったんじゃない”そう言うこともできず、「すみません...」それしか言うことができませんでした。
「キモイ」「消えろ」「邪魔」「ブス」。
否定される言葉を言い続けられ、”自分って邪魔で気持ち悪い存在なんだ”。
そんなふうに自分のことを理解するようになってしまいました。
親や先生に相談をしても、
「強くなりなさい!」「がんばってつらいことも乗り越えなさい」「いいから学校にいきなさい」としか言われず、”強い子であってほしい”という親の希望もあり、保健室登校や相談室の利用も許されませんでした。
”誰も私の気持ちを分かってくれない”。
居場所のないまま学校と家を行き来する日々でした。
孤独感や虚無感が強くなり、自殺を考えるようになりました。
生きていてもつらいだけ。
そんな心を守るように、周りを見下すことで平静さを保っていました。
「いじめてくる奴らは、幼稚で弱く、常に誰かを標的にしていないとここに存在していられない可哀想な生き物たち」と。
親にも先生にも、最後まで理解されることなく、卒業式を迎えました。
この日をどんなに待ちわびたでしょうか。
高校は、誰ともかぶらなくて済む、定時制に進みました。
残念ながら、親の”強い子であってほしい”という期待には応えられず、残ったのは傷ついてボロボロになり引きこもりがちになった自分でした。
そして男性が”怖い”と感じるようになりました。
高校入学後から大人になるまでの間、男性から告白を何度か受けましたが、トラウマから”気持ち悪い”と感じてしまいすべてお断りをしました。
唯一、安心できる人と出会うことができ、その方と結婚しましたが、今でも仕事ですら極力、男性の方とは関わりたくないと思ってしまいます。
今、いじめで悩んでいる方に伝えたいことは、「そこから逃げてください」ということです。
むずかしいこともあるかもしれませんが、頼れる場所や人に頼ってほしいのです。
私は、「心の相談室」に電話をするか迷い、結局かけることはできませんでした。
危険な人を選ばない限り、出口はどこかにあるはずです。
先が暗く見えずに悩んでいるかもしれませんが、それでも未来へ向けた準備をできることからしてほしいのです。
誰かのせいで「自分はダメなんだ」と諦めなくていいのです。
まずは自分の居場所を探していくことで、なにかが見えてくるかもしれません。
あなたが幸せで穏やかな日々が送れるよう、心から願っております。
マーケティング・ビジネス実務検定C級に合格!
2021年11月に行われた「マーケティング・ビジネス実務検定C級」を受験しました。結果は、合格!!!
嬉しい(T ^ T)全然自信がなかったので正直、驚きました!
合格率は公表されていないようですが、調べると60%くらいなのかな?といった印象。
この検定は、A・B・C級とあります。
C級は、基礎が学べて定型業務ができるレベル。
B級は、応用で業務の運営ができるレベル。
A級は、管理職級の内容で、マーケティング戦略およびマネジメントレベル。
といった感じ。
検定料はC級で6.000円程度。
B級とC級の併願もできるそうです。
国際実務マーケティング協会が主催している検定で、年に4回実施しています。
落ちてしまってもすぐにチャンスが来るのでありがたい。
でも、できれば1発で合格したい^^;
私は独学でしたが、通信講座や通学講座もあるようなので、独学では不安…という方はこちらを選ぶといいかもしれません。
内容はそれほど難しくはないのですが、1人で勉強するとなると他のことに意識が向いちゃったりで、自制心を保つのがちょっとだけ大変でした(笑)
気づくとお菓子を食べながらYouTubeを見ちゃったり、アニメを見始めたら止まらなくなっちゃたり…。環境って大事ですね。(笑)
そんなこんなでも2ヶ月の勉強期間で取得することができました。
そもそもなぜ、受験しようと思ったのかは「将来、自分のお店を持ちたい」と考えていたから。
以前、ハンドメイド販売に挑戦して購買行動に強く興味を持ち、もっと学べたらなぁと思い挑戦しました。
仕事をする上でも意識が変わったし、株式投資もしているので企業への理解が以前より増して勉強してよかったと思います。
相手目線で考える力がつき、文章や会話の表現方法も変化し、再就職も以前よりスムーズにできました^ ^
受験しようか迷っている方は、学んで損はないので個人的にはおすすめです♪
販売の仕事をしていると、知識を活かせるチャンスがきたとき、直接お客様の反応を確かめることができるので、とても楽しいですよ。
テキストや問題集は公式HPやAmazonからでも買えます。
興味のある方はぜひ、挑戦してみてください!
そして、マーケティング関連で分かりやすくおもしろかった本を2冊ご紹介します。
1つ目が、松井剛さんの「いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし」です。
この本は、ハンドメイド販売をする際に読み、マーケティングに強く興味を持つきっかけとなった本です。
テキストだと難しく感じる内容も、この本ではおもしろい例え話で紹介してくれているので理解しやすく、スラスラと読めちゃいます♪
2つ目が、ジョセフ・シュガーマンの「シュガーマンのマーケティング30の法則」です。
こちらも、経験をもとに書かれており分かりやすい内容で楽しみながら読むことができました。
こちらの2冊もよかったらチェックしてみてください♪
うつ病を克服した話。
よかったらこちらも読んでみてください(^ ^)↓↓
20歳から3年間、私はうつ病でした。
心も体もつらく、自分の存在価値や意味も見出せないまま、ただ生きる毎日でした。
出口の見えない日々に、病気の克服となるきっかけが訪れました。
それは、”死”を強く意識したことでした。
ある日、愛犬との散歩中に車が数台走っていく光景をボーっと眺めていました。
一瞬、ほんの一瞬、魔が差しました。
体が勝手に道路に飛び出そうとしたのです。
意識的なのか、無意識なのか、自分でも分からずにやってしまったのです。
その時、犬が”行きたくない”と力いっぱい拒絶したのです。
ハッと我にかえり、泣き出しそうになりました。
大切な家族をも巻き込むところでした。
「一体、誰のために死ぬんだろう?今日、私がここでいなくなっても、他の人たちはなにも変わらずに明日を過ごすのに」
そう気づいた時、自分の中の諦めていたなにかが動き出しました。
「今まで仕事も家族の言うことも全部がんばって無理してやってきたけど、それを誰か認めてくれた?」
「嫌われないよう散々、気を使ってきたけど、それでも嫌われまくってきたし…もう限界!」
こんな気持ちが次から次へと溢れ出し、ずっといろんなことを我慢して耐えてきたことを初めて気づきました。
大切な愛犬のために、なにより自分のためにも「やり直そう。」そう誓いました。
行きたい所、食べたいもの、着たい洋服。
付き合いたい友人、好きな音楽、趣味、仕事。
当たり前のことですら、誰かの望む自分になろうとこれまで努力していたことに気づきました。
自分の気持ちに素直になれば、なにか変わるんじゃないか?
そう考え、まずはできるところから1つずつ、変えていくことにしました。
今まで人の顔色ばかり気にして生きてきた私にとっては、とても勇気のいることでした。
結果、少しずつ朝がくるのが楽しみになりました。
明日はこの服を着て、これを食べて、このアーティストの音楽を聴いて…。
最初は、すごくわがままなことをしている気持ちでしたが、次第に慣れていき、暗かった表情も明るくなっていきました。
不思議なことに、変わっていく私の姿を見て、今まで関わってきた人たちからは嫌われだし、反対に良い出会いに恵まれ、温かい方々と過ごせるようになりました。
そして、体調も良くなり穏やかに過ごせるようになりました。
嫌なできごとは今でももちろんありますが、昔のように悩んだり苦しんだりすることはほとんどありません。
自分の”イヤ”や”好き”も自然と言えるようになり、家族との関係も良好になりました。
もちろん最初はうまくいきませんでしたが(^^;
経験して思うのです。
自分が「苦しい」「つらい」と思う環境に、無理をしてまで身を置く必要はないと。
自分が”なにを大切にしていきたいのか”。出たその答えをただ大切にしていけばいいのです。
あなたは消えてしまっていい存在ではありません。
生きていることに意味を見出せなくとも、今日1日をただ楽しんでみればいいのです。
そして、つらい心を楽にしてくれる1冊をご紹介します。
心屋仁之助さんの「いいかげんに、生きる」です。
うまくいかなくなったときには、なんどもこの本を読んで元気をもらっています。
よかったら、チェックしてみてください。
このブログを読んでくれたあなたが、今日より少しでも、心が晴れる日が来ることを願っています。
20歳でうつ病を発症〜理解されない苦しみ〜
今日は、約10年前のことをお話したいと思います。
私は20歳の時にうつ病になりました。
今、思い出しても毎日がつらく終わりの見えない日々でした。
「うつ」と聞くと、”精神的なもの”と捉えられがちでしたが、実際には体の調子も悪く、頭痛やめまい、吐き気、動悸などの立っているだけでもしんどいと感じる症状ばかりでした。
つらい時こそがんばってしまう性格で、この頃の自分になにか言ってあげられるとしたら、
・早く病院を受診すること
・仕事より体を大事にして
・周りを気にせず、自分の気持ちを優先して
・ストレス発散は大事
ですね。
「自分はうつになってるかも」と感じている方は、無理せず一度立ち止まり休むことも必要だと思います。
そして早めに、心療内科や精神科を受診することをおすすめします。
症状が悪化するほど、つらいだけですからね。
”がんばるところを間違えてはいけない”と思うのです。
高校卒業後、地元の会社に就職をし21歳まで勤めました。
内向的な性格に加え、コミュ障で不器用なため、なかなか溶け込めず孤独な毎日でした。
当時は実家に住んでいましたが、家族仲は悪く、両親は毎日ケンカ、姉と妹も一緒に住んでいましたが、妹が家出し失踪。その後2年間音信不通でした。
姉妹仲もあまり良くなく、「早く一人暮らしをしよう!」そう思っていましたが、両親に反対され実家にいることにしました。
今の私なら、「お金を貯めて一人暮らしをしようよ!」と自分を説得し行動できるのですが、当時の私は親に反抗することもできず、言うことを聞いてばかりでした。
反抗すれば、罪人扱いですからね。だから、思春期も反抗期を経験せずに過ごしました。
会社では慣れない仕事とセクハラ、そして失恋が重なり、メンタルが少しずつ壊れていきました。
物覚えも悪く、「仕事が遅い」や「使えない」「社長に膝まくらでもしてれば?」と罵られ、男性社員からはセクハラまがいの発言や体を触られるなど精神的に追い詰められていきました。
嫌な言葉に耐えられるほどの強さもなければ、流す器用さもない。
うまく立ち回れている周りが、会社にとって優秀な人材なんだと思わされました。
そして徐々に、体に異常が出始めました。
1日の中で体温が36度~38度を行き来し、下痢が2週間続く。
めまい、吐き気、だるさ。
常に車酔いのように気分が悪くなる。
症状が出始めた1ヶ月後、急にのどが腫れ上がってくる感覚になり、息がしづらくなった瞬間、恐怖を感じました。
このままじゃ危ない。
そう思い内科を受診しましたが、特に悪いところも見つからず。
体力がなくなり、目の下のクマは濃く、痩せていく一方。
不安から症状をネットで調べると精神疾患の病名たちが出てきました。
心療内科を受診すると、カルテには「うつ病」の文字が書いてありました。
説明を受け、先生は優しく「一緒に治していきましょう」と握手をしてくれました。
会社を辞め、治療に専念することに。
しかし、ここからが大変な毎日でした。
仕事を辞めた安堵感と、何者でもなくなった自分。
一人、部屋に閉じこもりながら誰かへの恨みや虚無感に襲われるようになりました。
父や姉からは、「うつ?気持ちの問題でしょ?」「早く仕事を見つけろ」と顔を合わせるたびに言われました。
母は、専業主婦でずっと家にいたこともあり私の様子を見ていたせいか、唯一、体調を心配してくれていました。
父や姉には苦しみを理解してもらえず、逆に無職であることを責められる焦りから、退職後2ヶ月で再就職をし、病院に行くことすらもやめてしまいました。
勝手に通院をやめることは、体のことを思えば本当に悪かったと思います。
ここから2年間、常に体調不良に悩まされながら過ごすこととなりました。
「消えてしまいたい」「楽になりたい」そう思いながら。
今、うつ病で悩んでいる方やもしかして…と悩んでいる方に伝えたいことは、「自分を大事にしてほしい」ただ、それだけです。
仕方のないことですが、身内であっても分かり合えない人もいます。
逆に、他人に助けられることもあります。
病気のままでいてもつらいだけですよね。
自分の気持ちや体に自分がいちばん寄り添って、”分かってあげる”ことがとても大事なことなのではないかと経験して思います。
そこから本当の治療が始まるのではないかと考えています。
よかったら、こちらもお読みください(^ ^)↓↓
このブログを読んでくれたあなたが、今日より少しでも穏やかに過ごせる日がくることを願っています。
人生は変えられる、と思う話。
はじめまして。
第1回目の記事です。
このブログでは、うつ病やいじめなどを経験し、心身ともに疲弊していた日々から脱出した私の人生のひとり言を書いていきたいと思います。
日々、つらい思いをしている誰かの役に立てたなら幸いです。
私は今、31歳になります。
20歳の時にうつ病を発症し、その後3年間、ずっと暗い世界を生きる毎日でした。
いろんなことを後悔しました。
諦めた夢。やりたくない仕事。寂しさを紛らわすだけの人間関係。
自分のことが嫌いで、周りのみんなも嫌い。
私が生きてる意味ってなんだろう?といつも虚しく、泣くことすら忘れていました。
でも、23歳の時、ある方のブログに出会うことで人生が変わりました。
私もそんなふうに、どこかで誰かの力になれたらと思いブログを始めました。
このページにたどり着いた方は、きっと今、なにか悩みを抱えている方なのでしょう。
私も少し前までは、仕事、人間関係、お金…いろいろなことに悩み続け、暗い日々を過ごしていました。
今では、見える世界が変わり、出会う人たちも変わっていきました。
自分の気持ちに素直になり、行動することで人生は少しずつ変えていけると思っています。
いじめ、引きこもり、ストーカー被害、病気、妹との決別。
いろんなことに傷ついてきたけど、それでも幸せに生きることができると信じています。
遅いかもしれませんが、今は夢も見つかり日々、勉強に励んでいます。
誰だってきっかけさえあれば、沈んだ心もまた前を向けると信じています。
これから書いていく記事が、誰かの役に立てることを願いながら、日々更新していきたいと思います。
よかったら、暇つぶしにでも読んでいってみてください♪